リースバックは詐欺なのか。「闇がある」と言われる理由を解説

スマホをみて首をかしげるシニア女性

はじめに結論をいえば、リースバック自体は詐欺の手法などではありません。不動産を活用した画期的な現金調達の手段であり、うまく使えば生活を豊かにできます。

しかし、誤解が多いのも事実であり、誤解される理由や裏があるはずです。

そこで今回は、リースバックが詐欺だと言われる理由と実態について解説していきます。事業者選びや、リースバック利用時における注意点にも触れるので、あわせて参考にしてください。

借金ではない資金調達、リースバックって?

リースバックとは?

なぜリースバックは詐欺だと言われる?

そもそも、どうしてリースバックは詐欺扱いされているのでしょうか。

キャッチコピーが“意味不明”?

SNSを調べてみると、リースバックの広告に使われる「持ち家を売っても住み続けられる、という表現の意味がわからない」との声が散見されます。

たしかに、家は売ってしまえば引越すのが常識ですし、住み続けるなら持ち家を手放してはいけないはずです。そのため、広告を見た人は矛盾を感じ、それが不信感になっているのかもしれません。

しかし、本当に、売っても住み続けられるのがリースバックです。そのからくりは、手続き上は売っていても、そのまま賃貸に切り替える点にあります。賃貸に切り替えれば、家を売っても住み続けられるという説明に納得できるでしょう。

悪質業者のせい

具体的な事例は後述しますが、一部の悪質な事業者や営業担当者が売上欲しさに、デメリットや注意点を伏せて契約を取っているという噂はあります。

被害に遭えば、それを口コミなどでインターネット上に公開し無念を晴らそうとする方がいるのは当然です。それにより、リースバック自体が詐欺的であると誤認されている可能性があります。

しかし、大半の事業者は丁寧な説明をもって合意を形成し、リースバック契約しています。ごく一部の事業者の影響で、すべてが詐欺であるかのように思われてしまっていると考えられます。

「不動産業界には闇がある」という印象

「正直不動産(小学館)」という漫画で話題になったように、リースバックに限らず、不動産業界には闇があるといわれます。たしかに、わからない用語や商慣習が多くあり、賃貸物件の契約ひとつでさえ、知識がなければ損をしてしまうこともあります。

そのような背景がある不動産業界の、よくわからない取引。それがリースバックなら、詐欺と間違われても不思議ではありません。

ただ、逆にいえば、リースバックは一般的な賃貸の契約などと違い複雑なので、利用するほうも提供するほうも慎重になります。契約を侮らなければ、詐欺的なことになるケースは少ないといえるかもしれません。

リースバックの詐欺的事例

ここで、具体的なリースバックの詐欺的事例を紹介します。利用する前に確認し、自身が被害に遭わないように対策してみてください。

口約束を無効にされる

契約ごと全般にいえますが、口約束には要注意です。法的には口約束も契約として成立するといわれますが、証明するのが難しいともいわれます。

リースバックで実際にトラブルになった口約束としては、以下のようなものがあります。

  • 賃貸になったあとも住み続けられるといわれていたが、契約後に物件を第三者に勝手に売られ、結果としてすぐに退去せざるを得なくなった
  • 賃貸になったあと、「生活に必要な修繕をする」といっていたが、対応範囲が非常にせまく、不十分だった
  • 売却後に買戻しができるといわれて利用したが、買戻価格の提示がなく、実際にお金が貯まってから話をしたら、売ったときよりもはるかに高い金額提示だった

事業者や営業担当者がわざと重要な情報を隠していれば、詐欺的な事例に該当します。しかし、説明不足であれば、契約書の確認で簡単に防ぐことができます。親切な事業者であればこのようなことになりませんが、その可能性を考慮して自身で注意をすることも必要でしょう。

法外な安値で買い叩かれる

リースバックの契約では、売却物件が賃貸物件、つまり投資用物件になるため、居住用不動産の売却査定とは評価がことなります。また、通常の不動産売却以上に、買い手にはいろいろな制限が加わります。したがって、結果的に評価額が小さくなることはよくあることです。

しかし、「安いのはよくあることなんですよ」などと、実際の評価額よりもはるかに安い金額を提示する事業者も存在するようです。場合によっては、目安とされるのが相場の60%だとして、その半値以下となることもあるのだとか。

上述のトラブルを防ぐもっとも簡単な方法は、比較サイトの活用です。複数の見積もりを比較することで、詐欺的な価格提示にすぐに気づくことができます。また、当サイトでは、一定の審査をクリアした優良企業のみが掲載されているため、仮に該当エリアに1社しかおすすめ企業がなくても安心してご利用いただけます。

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リースバックで詐欺に遭わないための鉄則とは?

リースバックで詐欺に遭わないためにできることをまとめました。ここまで紹介した内容と重なるところもありますが、重要ですので、改めて確認していきましょう。

リバースモーゲージとの違いなど、仕組みを理解する

まずは、利用前にリースバックの仕組みや特徴をきちんと理解しましょう。要点を整理すると、以下のとおりです。

  • 家の売却を行い、その後、賃貸借契約を交わす
  • 価格は相場より安くなる傾向がある
  • 何年住み続けられるか、事業者によって異なる
  • 将来買戻すなら、売買契約時にそれを盛り込む必要がある

また、よく比較対象になるリバースモーゲージとは、どのような点で異なり、自身にはどちらのメリットが大きいのか把握しておくことも大切です。

おすすめなのは、まず事業者に問い合わせて、詳しく教えてもらう方法です。自分で調べるのには限界があるので、専門家に聞くことで理解が進みます。問い合わせをしたら必ず利用しなければならないというわけではないので、気軽に聞いてみましょう。

契約書を精読する

契約書には目を通しましょう。わからない箇所があれば確認して、疑問を解消しておくことも必要です。仮に詐欺的なことを仕掛けられても、契約書に書いていないことならば無効になり、被害を防ぐことができます。

やはり詐欺などのトラブルで多いのは、「思っていたのと違った」といった確認不足に起因するものです。少しの注意で問題を減らすことができるので、やっておくとよいでしょう。

比較サイトを活用する

詐欺的な事業者を見抜き、未然に防ぐために比較サイトは非常に有効です。複数の事業者や営業担当者を比較することで、矛盾や嘘に気づきやすくなります。もちろん、本来は自身にぴったりの会社を探すためのサービスですので、そのメリットもあります。

また、たとえば反社会的な会社であれば、そもそも比較サイトの運営会社が掲載しません。一定の基準をクリアした会社に問い合わせできるので、詐欺に遭う可能性は大幅に減少します。

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