借金にまみれて人生崩壊…。最悪のシナリオを回避するためにすべきこと

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借金 まみれ で 人生 崩壊

人生が崩壊する要因のひとつに「借金」があります。

カードローンやキャッシングは、簡単にお金を借りられるため、軽い気持ちで使いがちです。しかし、計画性のないまま利用すると、いつのまにか借金が増え、返済を滞納するケースも少なくありません。

もし、借金の返済が難しくなったとき、適切な行動をとれなければ借金にまみれて人生が崩壊するおそれがあります。借金が原因の人生崩壊はどのような段階を経ていくのでしょうか。人生崩壊を回避するための方法もあわせて解説します。

借金で人生が崩壊するまでに何が起きるのか

借金がついに150万円!年収450万円、月々30万円程度の給料ではとても返せないので、カードローンでお金を借りてそれで返す自転車操業…。

ギャンブルが大好きなAさんは借金に借金を重ねた結果、まさにこれから人生が崩壊しようとしています。

借金をできるのは年収の3分の1まで

総量規制
Aさんの借金生活もついに限界が来てしまいました。もうこれ以上借りられないのです。「借金できる金額は年収の3分1のまで」という総量規制のため、自転車操業の日々も今日限りです。先月の天皇賞が当たっていれば、100万円は返せたはずなのですが…後悔しても仕方ありません。

「なんとかしてお金を作らねば…」

しかし、Aさんが利用している消費者金融3社はすべて限度額いっぱい、引き上げの申請をするも審査に落ちてしまいました。Aさんは結局、お金を用意できず、返済日まで1円も借金を返すことはありませんでした。

■解説
総量規制そうりょうきせいとは、消費者金融などの貸金業者が貸付られる金額の上限を年収の3分の1と定めた法律のことです。お金を借りる人は借金の総額が年収の3分の1に達すると、それ以上の借金ができません。総量規制が法律で定められているのは貸金業者だけです。銀行は当てはまりませんが、自主規制を設けているケースが多いです。

お金を借りた先から催促や督促がくる

着信
プルプルプル…。

返済日が過ぎて数日後、消費者金融B社からAさんのスマホに電話がかかってきました。

「消費者金融B社です。指定された期日にご入金の確認ができなかったため、ご連絡いたしました。ご入金をお願いします」

「すいません。なるべく早く振り込みます」

しかし、Aさんは1円も返済しませんでした。借金を滞納してから1カ月後…。
Aさんのもとへ、催促の電話や督促状の手紙がたくさん来るようになりました。借金に遅延損害金が上乗せされ、返済はますます困難になっています。

■解説
借金を滞納すると、借入先からの催促が電話、ハガキ、封筒などで届きます。催促の電話は貸金業者の自主規制で1日3回までとしていますが、複数の借入先がある人は、1日に相当数の着信があるため、日常生活に支障が出ることもあるでしょう。また、借金を滞納した翌日から1日ごとに遅延損害金が発生します。遅延損害金は、通常の利率よりも高く設定されているため、返済が遅れるほど負担が増えます

借金の一括返済を迫られる

重要書類
「借金を一括で返せ…!?」

借金を滞納してから3カ月が経過したころ、Aさんは自宅に届いた「期限の利益喪失予告書」を見て驚きました。期限の利益喪失予告書とは、借金を一括で支払えという通知書でした。

しかし、一括で返済できるあてもなく、どうすればよいかわからないAさんは、何もせずにそのまま放置をすることにしました。

■解説
期限の利益喪失とは、借金の分割返済ができなくなった状態です。消費者金融や銀行からお金を借りるときは、完済までの期限が設定されており、途中で一括返済を請求されることはありません。これが期限の利益です。しかし、借金を滞納すると、期限の利益が喪失するため、借金を一括で返してほしいと請求できてしまうのです。

給料が差し押さえられる

強制執行
Aさんは消費者金融から電話や郵便物などを一切無視することにしました。裁判所から届いた「支払督促」も開封せずに放置したままです。

「もしかすると、踏み倒せるかも…」

しかし、そんなに甘くはありませんでした。給料日にAさんが銀行口座を確認すると残高が0円になっていたのです。

■解説
強制執行は、裁判所を通じてお金を借りた人の財産を強制的に差し押さえられる制度です。
消費者金融や銀行は、借金の滞納が長引くと裁判所を通じてお金を借りた人の財産を強制的に差し押さえます。強制執行には順番があり、まず最初に行われるのが銀行の預貯金、それでも回収ができない場合は、現金、有価証券、不動産などの資産が差し押さえられます。

クレカやローンが使えない生活が数年間続く

クレジットカード
Aさんは借金を返済するために、親から相続したマンションを売ったお金で借金を完済することにしました。マンションは駅近だったこともあり、不動産会社に依頼したらすぐに買い手が見つかり、売却代金で借金を完済できました。

しかし、借金を滞納したことでブラックリストに載ったため、Aさんはその後5年間、カードローンやクレジットカードが一切使えない生活を送ることになりました。

■解説
借金を滞納するとブラックリストに載るため、5~10年はクレジットカードの発行をしたりローンを組んだりできなくなります。ローンの契約や返済の状況は「信用情報機関」で管理されています。返済や借入れの状況は都度更新され、一定期間の延滞や債務整理を行うと、信用情報に事故情報が登録されます。信用情報に事故情報が登録される状態を「ブラックリストに載る」と言います。債務整理を行ってもブラックリストに載ります。事故情報が削除されるまでの期間は5~10年です。ブラックリストに載っている期間は、借金の返済能力がないと判断されるため、クレジットカードやローンの審査に通る可能性は低いです

借金をせずに資金調達するなら、リースバックも検討してみましょう!

リースバックとは?

借金による人生崩壊を回避するための方法

Aさんの人生崩壊は、次の行動で回避できた可能性があります。

  • 借入先に相談する
  • 毎月の支出を抑える
  • 役所に相談をする
  • 債務整理をする

それぞれの方法を解説します。

借入先に相談する

借金の返済を滞納しそうになったとき、真っ先に取るべき行動は、借入先への相談です。借入先の多くは、返済が難しいことを相談すると、返済日や返済金額の調整を行ってくれます。

返済スケジュールの調整をすることで、金銭的だけでなく精神的な負担が軽くなるため、気持ちとお金に余裕を持ちながら借金の返済ができます。

借入先に相談をせずに、何とか返済を間に合わせようとすればするほど状況が悪化し、時間が経つほど相談しにくくなります。

借金が膨らむほど人生崩壊のリスクが高まるため、少しでも早く相談をしましょう

毎月の支出を抑える

支出の見直し
毎月の支出を見直し、ムダを減らすことも借金の返済には重要です。

代表的な支出を抑える方法は次のとおりです。

  • スマートフォンの契約を格安SIMに変更して通信費を抑える
  • 生命保険のプランを見直して支払い額を減らす
  • 利用頻度の低いサブスクを解約する
  • 外食を減らして自炊をする
  • 水道光熱費の節約

一つひとつの節約できる金額は小さいかもしれませんが、合計すると大幅な節約になり、借金返済の負担を減らせる可能性があります。

役所に相談をする

借金の返済に困ったときは、役所に相談することも大切です。

市区町村の多くは、生活再生のための制度や相談窓口があります。借金の返済や収入の減少といった問題が発生した場合は、状況に応じた法制度や手続き、相談窓口を案内してもらえます。

担当部署は市区町村によって異なるため、お住まいの役所に問い合わせましょう。

債務整理をする

借金の負担を軽減する方法として債務整理があります。

債務整理とは、借金の元本や利息の減額、返済期限に猶予ゆうよを持たせることで、借金問題を解決する手続きです。債務整理には、大きく分けて任意整理、個人再生、自己破産の3種類があり、それぞれの違いは次の通りです。

債務整理の種類と詳細
債務整理の方法 詳細
任意整理 借金の返済条件を借入先と直接交渉して変更してもらう手続き
個人再生 裁判所を通じて借金の元本を大幅に減額してもらう手続き
自己破産 裁判手を通じて借金を免除してもらう手続き

借金の金額や内容によって、債務整理の方法は変わります。また、債務整理には法律の専門知識が必要になるため、弁護士に相談しましょう。弁護士の相談費用は、法テラスを利用すれば、3回(1回30分)まで無料で相談できます。法テラスは、国民向けの法的支援を行う機関です。

なお、債務整理を行った場合、どの方法でもブラックリストに登録されます。借金の負担を減らせる一方で、クレジットカードを発行したりローンが組めなくなったりするリスクに注意しましょう。

債務整理については関連記事を確認してください。

借金まみれから抜け出すためにやってはいけないこと

「お金を借りて借金を返済する」「闇金からお金を借りる」のは、状況を悪化させるため、絶対にやってはいけません。

お金を借りて借金を返済する

ほかの消費者金融や銀行から借りたお金で返済するのは絶対にやめましょう。借金がどんどん膨らみ、最終的に借金まみれで人生崩壊へつながります。

たとえば、消費者金融A社から借りた100万円を毎月3万円ずつ返済していたとします。しかし、あるとき予定外の出費があり、A社への返済が難しくなったため、消費者金融B社から3万円を借りてA社の返済に充て、借金の滞納を一時的に回避します。

翌月の返済額は、A社の3万円とB社の3万円+利息です。3万円の返済でギリギリだったため、さらに消費者金融B社から借金をして返済をすることにしました。これを繰り返すと、借金が雪だるま式に増えていき、最終的には返済できなくなります。

闇金からお金を借りる

闇金
闇金からお金を借りると借金まみれになって、人生が崩壊するので絶対にやめましょう。闇金とは、お金を貸す業務を無許可で行っている業者のことです。許可を得ている貸金業者は、借金の金利や取り立てを貸金業法で定められた範囲内で運営をしています。

しかし、闇金は貸金業法を守りません。法外な金利で返済を迫ってきたり、精神的に追いつめるような悪質な取り立てを行ったりします。

最近の闇金はSNSでも活動しており、「ブラックでも融資OK」「審査なしで〇万円融資」などの甘い言葉で利用者を集めています。一度借りてしまうととことん追いつめられて、生活の立て直しが困難になります。だまされないように注意しましょう。

ブラックリストを避けるならリースバックも検討してみる

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リースバックとは、自宅を売却したあとも、賃貸住宅として同じ建物に住み続けられるサービスです。自宅を売却したお金の使い道に制限はありません。そのため、売却代金を借金の返済にも充てることが可能です

また、リースバックを利用してもブラックリストには載らないため、クレジットカードやローンの審査に影響することもありません。

リースバックで自宅を高く売るなら複数社の比較が大切

不動産のリースバックを提供する会社は増えており、サービス内容もさまざまです。売却価格もリースバック会社によって異なるため、自宅を少しでも高く売るには複数社の査定が欠かせません。

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