住宅ローン借りすぎで後悔の声続出?住宅ローン貧乏を避けるためにできること

住宅ローンに悩む男女

「住宅ローンを借りすぎたと後悔している」「住宅ローンの返済が苦しい」「住宅ローンを借りたら貧乏になってしまった」

思い描いたとおりにならず、住宅ローンの返済が苦しくなり、銀行に相談する人も増えています。

そこで今回は、融資担当として住宅ローンの相談を受けてきた元銀行員が、現場で感じた「生の声」を紹介します。

所有している不動産を住み続けながら売却するリースバックは、ご存知ですか?

住宅ローンの借りすぎで後悔……なぜそんなことが起きるの?

住宅ローンを組む際は、金融機関による入念な審査があります。そのため、本来は住宅ローンの借りすぎが起きることはないはずです。

しかし、なぜ借りすぎたと感じる人が続出するのでしょうか。まずはその理由を説明します。

周囲が「借りておいたほうがいい」と言ってきたため

家を手に入れるには、多くの事業者と関わる必要があります。事業者とは、家の購入や住宅ローンを取り扱う関係者のことです。

たとえば、以下のような人々です。

  • マンションや建売、中古住宅なら不動産会社
  • 新築ならハウスメーカー
  • 住宅ローンを借りる銀行など金融機関

各担当者は、「家や土地を売る」、「住宅ローンを貸す」ことが目的なので、自己資金に不安がある人には「借入れできるなら、できるだけ借りといたほうがいいですよ」と説明するのです。

いっぽう自己資金がそれなりにある人に対しても、「将来のために、なるべくお金は残しておいたほうが良い」と、結局はなるべく多くローンを組むべきと勧めるのです。

住宅ローンでの「年収」は手取り年収ではないため

年収に対する住宅ローンの返済比率は、約30%が目安といわれます。

この年収というのは、手取り年収のことではありません。住宅ローン申し込みの際に提出する源泉徴収票や所得証明書などに記載のある「支給額」が住宅ローンでの年収なのです。

これを勘違いしてしまうと、借りすぎが生じます。

支給額500万円で返済比率が30%となるように借り入れると、年間150万円、毎月約12万5千円のローン返済をする計算になります。

しかし、実際には手取り年収で計算する必要があります。500万円の80%なら400万円、つまり年間120万円の返済となるように住宅ローンを組むことが好ましいです。

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リースバックとは?

住宅ローンを借りすぎた人の失敗体験談を紹介

前章で借りすぎの理由を解説しましたが、実際に、その理由で失敗している人がいます。

それぞれ、現場で起きた失敗体験談を紹介します。

借りすぎに気づいたが、やり直しができたAさん

中古住宅を購入して住宅ローンを組んだAさんは、不動産会社の担当から「なるべく多く借りたほうが良い」と言われ、そのとおりに住宅ローンを組みました。

しかし返済がだんだんと苦しくなり、ある日「事業者の言うとおりにローンを組んだけれど、いま考えれば借りすぎだった」と、そこで初めて気づきました。

Aさんは自宅を売却することを銀行へ相談。金融機関はAさんが相談に応じたため、無事に自宅を売却し、住宅ローンもすべて返済し、別の新居に移ることができました。

運良く、住宅ローンを「リセット」できたのです。

Aさんのようにローンの残る自宅を売却するのが、任意売却です。任意売却について、詳しくは後述します。

手取り収入では返せないと、借りてから気づいたBさん

Bさんも、返済比率の上限まで住宅ローンを組みました。実際に返済が始まると、手取り金額では住宅ローンが返せないことにすぐ気づきました。

手元にあったわずかなお金もローン返済に消え、Bさんは困りました。自宅を売却しようにも売却代金では住宅ローン返済ができず、また、次に住むところも見通しがたたない状況から、何か別の方法で問題を解決しなくてはならなかったのです。

そこでいろいろ調べたBさんは、住宅ローン返済中の家を売却しても住み続けることができる、リースバックという手段を選択しました。

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リースバックは住宅ローンが残っていても使える?

リースバックといっても各社様々なサービスがあります。一回のお手続きで複数のサービスを比較してみましょう!

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住宅ローン貧乏で後悔する前に……今すぐできることは?

紹介した実例のように、住宅ローンを借りすぎてしまえば、遅かれ早かれ「住宅ローン貧乏」に陥ります。住宅ローン貧乏とは、収入の大半を住宅ローン返済に回さなければならず、生活が貧乏になること。これを防ぐには、どのようにすれば良いのでしょうか。

とにかく家計を見直す

住宅ローンが苦しくなり始めたら、とにかく家計を見直すべきです。

もちろん日頃から節約して、もう削れるお金はないという人もいるでしょう。

所有する自宅があるのなら、たとえば生命保険はどうでしょう。

住宅ローンでは団体信用生命保険加入が義務となっています。これは、ローンを借りている人が死亡や高度障害など所定の状態になれば保険金でローンが完済される仕組みです。つまり、3,000万円の住宅ローンを借りて団体信用生命保険に加入しているなら、3,000万円の生命保険に加入しているとも考えられるのです。このような視点で、加入している生命保険を見直せば節約につながります。

生命保険は一例ですが、他にも見直し、削れるお金はないか考えてみることをまずおすすめします。

任意売却してリセットする

住宅ローン返済が大変になったなら、いっそのこと自宅を売却することを検討する人もいるでしょう。ただし、本来は売却代金や手元資金などで住宅ローンを完済できない場合には、不動産を売却することはできません。

しかし、銀行に相談をすることで住宅ローンを完済できない場合であっても不動産の売却が許されるケースがあります。それが、任意売却です。
任意売却なら通常の売買仲介での不動産売却と同じように、市場の価格で取引できます。銀行にとっては少しでも多くの返済が得られ、債務者としても借金が減るため、双方にメリットがあります。

なお、任意売却に類似して「競売(銀行や法律用語ではケイバイと読みます)」があります。競売は担保としている不動産を強制的に現金化するものです。

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リセットし、今の家に住み続ける

自宅を売却して住宅ローンをリセットするところまでは任意売却と同じですが、そのまま自宅に住み続けることができるのが「リースバック」です。

リースバックの仕組みを簡単に説明します。

  • 自宅をリースバック専門の事業者に売却する
  • リースバックで売却した事業者と賃貸契約を結ぶ
  • 自宅(元自宅)に住み続ける

自宅を売却した時点で所有権は事業者に移りますので厳密には「元自宅」というわけです。

リースバックについては、最近はCM展開などで社会的な認知度も上昇しています。多くの事業者がさまざまな内容でリースバックを提供しているので、条件などを比較してみてはいかがでしょうか。

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